ファッションに携わる者にとって憧れの場所であるパリコレ。実際に行った人から話を聞き妄想が膨らんでもいたので、内示が出た際は喜びもひとしおでした○店長職からスーパーバイザー(現・店舗運営チーム)に異動となり、転勤も決まったタイミング。ショーの直前にはバックヤード見学をさせてもらえたり緊張と興奮が入り混じったショー当日は刺激的で、ご褒美をもらったような感慨深い気持ちになりましたね○九州営業所に配属され、早一年が経ちました。博多、熊本、大分と立ったことのないショップを廻りながら各ブランドのショップのサポートやイベントの手伝いに加え、リクルーター的な業務も担っています○経験を活かす場面は多々ありますが、それぞれ特性が異なるお店に出向き、初めてのブランドに参加することもあるため覚えることは山積み。新しいことをやっていると日々があっという間に過ぎていくものですが、今にしかないやりがいが湧いてきます○今後、当社の東西交流制度のなかにも営業所として参画することがあれば、地元や地方勤めを望む人たちにとっての将来の選択肢になるかもしれない。部署として、そんな未来も感じています○店長時代から現在まで後進の育成に力を入れて来ました○当時のスタッフには今でも文句を言われますね。昔と違って今は優しい、と。そんなに厳しかったかなと思いますが関わってきたスタッフが各方面で活躍していることを耳にすると純粋に嬉しいですし、自分がやってきた仕事に誇りを感じることができます○老け顔なのか?顔が大きいせいか?どうやら昔から会社にいるような印象を醸し出しているようで、周りからよく声をかけてもらえます。おかげで社内の知り合いも増えやすく、売り場ではお客様に覚えてもらいやすくて○決して自虐ではなく(笑)、これはもう私の個性。アイデンティティだと思っています。そんなポジティブシンキングも、自分らしさのひとつだと思います。
Hisanori Kadoya
角屋 寿徳
九州営業所