私はいろいろな会社でシステム開発におけるプログラマー、SEの仕事をしてきました。経歴の点でいうと、どんな形であれアパレル業界に踏み入れることそのものが初めての経験だったため、正直、ジョイックスに入社した当初は戸惑いがありました○何よりもカルチャーショックを受けたのは当時のインフラ環境でした。それまでの勤め先と比較すると、さまざまな点でまったく整っていない上にシステム運用も褒められたものではありませんでした○しかし今では、全社的にかなりの進歩を遂げたのではないか……そう思っています○私の業務は、「着るよろこび、それ以上を」という企業理念と直接的な結び付きを感じにくいかもしれません。しかし、働く環境をより良く整えていくことは、それぞれの目標に向かって動いているすべての社員の、すべての仕事の場面に繋がり、貢献できると信じています○システムの運用管理のほかに、DMのレイアウトといった販促ツールの製作、エクセルのマクロを利用した資料作成効率化のお手伝いをすることがあります。センスに自信がないなりにもレイアウトを考え出来栄えを褒めてもらえると嬉しくなりますし、昔のプログラミング技術が役に立つこともこ○うした業務にやりがいを感じている今の思いを、将来も持ち続けていたいですね○IT業界の進歩は日を追うごとに加速し、進化が止まりません。常に情報を収集していなくては「乗り遅れている」ように感じてしまうでしょう○一方で、ネット環境さえあればある程度の情報を集められる便利な世の中ではあります。アパレル業界もたぶんに漏れず、ネットショッピングが消費者の日常に浸透し、販売する側もデジタルを活用することを当たり前のこととして捉えている○さまざまなケースに対応できるようにノウハウを常に蓄積しておかなくてはいけませんが、その一方で、自分なりの視点から世の中の流れに敏感であり続けることが大切なのではないでしょうか。
Rie Tannan
丹南 利江
業務システム