これまで物流部として仕事をしてきたなかでのハイライトは、2年前に初めて棚卸違算ゼロを達成したことです○とうぜん、私ひとりの力でなし得たことではありません。パート社員から契約社員、嘱託社員、正社員まで越谷センターで物流業務に携わる人員が一丸となって、日々の業務の精度を高め、基本に忠実な作業の徹底を実践してきた結果のあらわれだと思います○以来、十数万点におよぶ在庫の棚卸違算ゼロを今期も含め4回連続で継続できていることは何よりの誇りですね○入荷時の商品、下げ札、証紙のチェックを入念に行い不備があった際の適切な対応。シーズン終了後の商品を出荷時と同じベストの状態で保管。重衣料を中心に品質管理検査員が立ち合い間違っても不良品がお客様の手元に届くことのないように未然に防いでいく○物流業務全般はお客様と直に接する前線ではなく後方の目立たない部署ですが、生産仕入部と連携しながら営業やMD、ショップなどを支える縁の下の力持ちだと自負しています。膨大な入庫作業などには骨が折れますがそれ以上の達成感があるものです○私は2019年4月から関連企業のブランドの商品発送と保管業務も兼任しており、慣れないB to C受託業務とあって戸惑いもありましたがようやくワークフローをスムーズに行えるようになってきました。双方向的に経験を活かし自社ECサイトのWEB物流業務拡大にも尽力できるよう頑張っていきたい○加速するIT化、新しいハードウェアや在庫管理システムの導入など、物流にまつわる業務方法も日々進化しています。越谷商品センターでは通常在庫とWEB関連在庫の一元化も視野に入れられていることもあり販売形態の変化に対応していくことはどんな部署でも求められていると感じています○密かな喜び。もう12年前になりますが、ポール・スミスさんから「ECに尽力してくれてありがとう」と直筆されたサンクスレターは今でも大切に持っていることでしょうか。
Satoshi Inoue
井上 聡史
物流部