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サステナビリティ02|オーガニックコットンの採用

2021.02.16 UPDATE

当社では活動指針に『社会や環境に配慮した原料、生地、生産過程をへた素材(=サステナブルな素材)を積極的に採用する』ことを掲げています。なぜ採用するのか?それはファッション産業が抱える深刻な環境問題が背景にあります。

ファッション業界はCO2排出量が世界の10%を占めると言われ、原料調達のために貴重な資源を消費しつづけてきました。「一枚のTシャツをつくるために約2700リットルの水を使う」というデータもあり、「安い」という先入観のあるコットンの栽培は、長いあいだ貧しい国で行われてきた歴史があります。コットンの安さを支える背景には厳しい労働環境がありました。大量の農薬と化学肥料による大地の汚染や健康被害、生活苦と児童労働により学校に行けない子供たち。

「貧困をなくそう」「すべての人に健康と福祉を」という大きな目的を達成するために、やり方を考えていく、これがSDGs(エスディージーズ)です。自分たちに何ができるのか、実感を持つことは難しいですが、気づかないうちに環境汚染や人権侵害へ加担してしまうことも起こりうるのです。ファッション産業においてもSDGsへの取り組みが加速し、オーガニックコットンを使う企業が増え、ジョイックスも各ブランドでオーガニックコットンの取り扱いが増えています。

サステナブルな素材というとオーガニックコットン、リサイクルコットン、再生ポリエステルなどが代表的ですが、世の中の関心が高まり、素材メーカーはしのぎを削って社会や環境に配慮した素材を開発しています。「いつ、どこで、だれによって作られたのか」がわかっていることが、重要な要素です。

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