2012年の本配属から現在まで「ポール・スミス」大丸京都店で、接客だけでなく、後進の育成、商品管理、在庫管理を行う販売スタッフとして店頭に立っています。国内店舗の中でも、京都ならではの特色があると思います。例えば、桜が満開になる季節や祗園祭といったイベントの時期は、人の流れが大きく変わりますし、その中でもアジアから観光で訪れた方が来店されることが多いですね。
もうひとつの特徴は、私たちのお店の歴代スタッフが築き上げた顧客との深いつながりです。装いにこだわりを持っているお客様も多く、たしかに打ち解けるまで時間が必要なことはあります。ですが、信頼関係を育み、10年以上継続して来店され娘のように可愛がってくださる方もいれば、私の祖父や父の世代にあたる年齢層から、時にはお子さんやお孫さんを連れていらっしゃる方々もいます。そうしたお客様との決して短期的ではない関係性を全スタッフが継承しつつ、自分が担当しているお客様でなくとも「全員で接客する」というスタイルが京都大丸店に脈々と流れている伝統なのです。本当に愛されているブランドとお店なのだと実感する日々をおくっています。
被服系の学校に通っていた当時、販売代行の会社でアルバイトをしていて、その頃に接客業の楽しさを学びました。同級生も服好きが多い環境だったので、洋服に携わる仕事をする将来は自然と思い描いていました。その一方で、服を着ることが大好きな私にはレディスの知識が当然ありましたが、ふと「メンズは未知な部分が多い」と思う瞬間があったのです。それから次第にメンズファッションについて興味が湧いてきて、一番に頭に浮かんだのが「ポール・スミス」でした。
入社して以来、展示会や企画会議への出張をはじめ店頭以外の経験も積んできましたが、自身のターニングポイントはやはり産休・育休の取得でした。当時の私には「仕事を辞める」選択肢はありませんでしたが、復帰後の生活について想像できない部分があったことは事実です。はたして仕事と家庭を両立できるのか。子どもが生まれる前と同じように働けないことへの葛藤も、たしかにありました。そんなときに支えてもらったのは、京都大丸店のスタッフでしたし、身近に仕事と家庭の両立を成し遂げて時短勤務をしている先輩方がいたことも私の背中を強く押してくれたと思っています。
復帰後の業務に対する一抹の不安という肩の荷が下りた印象的な出来事があります。育休復帰前のことです。上司がランチに誘ってくれて、「子育てをしながら働いているとお店のスタッフに後ろめたい気持ちが湧いてくるだろうけど、そこはお互い様だから気にしすぎないように」と親身に相談にのってくれたんです。実際に、店長や副店長もお子さんがいるパパ。色々な事情をすぐに察知して、一言「家庭優先で」と言ってくれる。今は時短勤務と向き合いながら働けている自負がありますし、この環境と一緒に働くスタッフからの理解には本当に感謝しています。母となってお客様と初めてできる会話は増えましたし、接客の幅も広がったのかなと思います。
休みの日は思う存分、子どもに付き合ってあげると決めています。育休中24時間一緒にいられた時とは違い、我慢させていることもたくさんあるので、食べたいと言うものを作って、行きたい公園やテーマパークに行っています。でも、月イチは美容デー。美容院などをハシゴし、友達とディナーに行ってカラオケに行ったりするのは息抜きになっています。好きなようにさせてくれる旦那さんにも感謝です!
Paul Smith ウィメンズ
MD アシスタント
Paul Smith ウィメンズ
MD アシスタント
マーケティング
マーケティング
営業
営業
販売促進部
ディスプレイヤー
販売促進部
ディスプレイヤー
Paul Smith
店長
Paul Smith
店長
Paul Smith
ショップスタッフ
Paul Smith
ショップスタッフ
Paul Smith
ショップスタッフ
Paul Smith
ショップスタッフ
Psycho Bunny
ショップマネージャー
Psycho Bunny
ショップマネージャー
オムニチャネル
マーケティングチーム
オムニチャネル
マーケティングチーム
Paul Smith
MD
Paul Smith
MD
Paul Smith
企画
Paul Smith
企画
The DUFFER of St.GEORGE
企画
The DUFFER of St.GEORGE
企画
Paul Smith
スタッフトレーナー
Paul Smith
スタッフトレーナー
パタンナー
パタンナー
LANVIN COLLECTION
営業
LANVIN COLLECTION
営業