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社員紹介

日本独自の“ダファーらしさ”を追求して

  • 金田 浩Hiroshi Kaneda
  • The DUFFER of St.GEORGE 企画
  • 2017年度入社

現在「ザ・ダファー・オブ・セントジョージ」の国内商品企画をスタッフ3名とともに行なっています。1984年設立以来の歴史がある一方、ライセンスブランドでありながら自由な企画展開を任されています。基軸は4月と10月に行われる展示会に向け、先ずは6月と12月にイギリス・ロンドンまで出向き、日本サイドで作ったデザインや生地見本を提示しながら本国のデザイナーやセールスマンの面々と次のシーズンテーマを決定するミーティングを行います。帰国後はテーマをどのような要素で肉付けし、どのようなデザインに落とし込むかを会議して、順々にサンプルの制作に移っていきます。また、展示会後は生産に向けての全体会議があります。日本生産をしている岡山県の工場に行き、打ち合わせをすることもありますね。

 年間を通して本国と綿密なコミュニケーションを積み重ねていくのですが、ちょうど僕が中途入社して2年目の頃、期せずして本国のデザイナーとまったく同じ企画イメージを提案したことがありました。互いにやりたいことが一致していることを共有してからは、ライセンスブランドの肝であるアプルーブ(承諾)業務がスムーズに進行できるように。以来、僕たちの企画への信頼を得ていると思っています。

ライセンスブランドでありながら、自由な商品企画を展開しています

「ザ・ダファー・オブ・セントジョージ」にはいくつかのレーベルがあります。国内で好評な「ブラックレーベル」。イギリスから見た日本のカルチャーと日本から見たイギリスのカルチャーをミックスした「ダファージャパン」も、2016年に始動しました。僕自身が体感し、今でも好きな1980年代のムードや、古着屋に務めていた経験を踏まえたアメカジや古着のリアルなテイストを取り入れることもあります。

 本国のオリジンや日本人にはない独特なセンスを汲み取る一方で、時流やトレンドを踏まえた国内マーケットに響くものと、“ダファーらしさ”を魅せるものをシビアなバランスで商品を構成していく必要があります。が、ブランドとして常に何かしらの新しさを追い求め続け、自分たちだから生み出せる“ダファー”をつくってきた自負があります。

自分にないものを吸収し、新しい要素をブランドに加えていく

僕はジョイックスに入社する以前、アパレルメーカーやODM企業に在籍し、様々なブランドに関わっていました。その頃に育んだ人脈の繋がりが活きる場面がこれまで何度もありました。コラボレーションをはじめ、自社以外のところにある良さや面白い部分を「ザ・ダファー・オブ・セントジョージ」に取り入れながら、これまで以上にデザインとビジネスが共存するより懐の深いブランドに進化させることができていると思っています。

 40代半ばである僕たちの世代は、音楽やサブカルチャーが盛り上がっていた時代を経験してきました。かつては洋服屋に人が集まってはヒップホップからロカビリーまでのオールジャンルの音楽を、その場にいる人たちと共有する時間と場所があったんです。今でも自分が詳しくないジャンルに精通している人の話には興味が湧きますし、そうしたことが自分の中に吸収されると「次はこういうことをやってみたい」という企画のアイデアに自然と移行していく。特にメンズのファッションは強くカルチャーと結びついている側面があると思っていますし、洋服以外で何か自分の「芯」となるものがあると、物事を考える役に立つと考えています。そうした発想を「ザ・ダファー・オブ・セントジョージ」に投影させるべく、さらなるチャレンジを続けていきます。

金田 浩
Hiroshi Kaneda

  • The DUFFER of St.GEORGE
  • 企画

CAREER経歴

  • The DUFFER of St.GEORGE 企画 ※取材時
  • 第2事業部 商品企画・生産仕入部 部長

DAY OFF休日

最近会話ができるようになったトミカ好きの息子と一緒に出かけるなど、土日は家族と過ごす時間ですね。飲みに行って人と話し込んだりすることはずっと好きで、平日は仕事関係の人と会ったり。以前は休みの日に自分の好きな音楽を探したり、映画の中の服を観察したりしていたけど今はなかなか難しい。そういう時間がデザインに活きることはあるので、いずれ復活させたいなと思っています。

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